インフラエンジニアは後悔する?“やめとけ”になるかは任される仕事で決まる

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「インフラエンジニアになって後悔した」

「インフラエンジニアはやめとけ」

そんな言葉を見て、自分も後悔するのではないかと不安になることがあります。

ただ、インフラエンジニアになったことだけで、後悔するかどうかが決まるわけではありません。

入社前に想定していた仕事内容と、実際に任されている仕事内容が違えば、「思っていた仕事と違った」と感じることがあります。

重要なのは、職種名ではなく、その差がどの程度あるのか、そして今後その差が変わるのかです。

結論|後悔するかは、想定していた仕事と実際に任される仕事の差で確認できる

インフラエンジニアになったこと自体が、後悔の原因になるとは限りません。

確認したいのは、

自分が想定していた仕事と、実際に任されている仕事にどの程度の差があるのか

ということです。

たとえば、構築まで経験できると思って入社したのに、実際には監視や手順対応が中心だった。

あるいは、経験を積めば担当範囲が広がると思っていたのに、何年経っても同じ仕事をしている。

このような状態では、「この仕事を選んでよかったのか」と感じることがあります。

一方で、最初は監視や運用から始まっていても、設定変更や障害調査など、任される範囲が変化している場合があります。

そのため、現在の仕事内容だけではなく、

これまで仕事がどう変わってきたのか、これから何を任されるのか

まで確認する必要があります。

この記事でわかること

  • インフラエンジニアになって後悔する原因
  • 想定していた仕事と実際の仕事がズレるケース
  • 任される仕事が変化している状態と、変化していない状態
  • 今後の仕事内容が変わる可能性を確認する方法
  • 自分の現在地を整理する方法

インフラエンジニアになって後悔する人は、何を後悔しているのか

「職種を選んだこと」と「仕事内容が想定と違ったこと」は別

インフラエンジニアとして働く前には、仕事内容をある程度想定します。

サーバーやネットワークの構築に関わる。

障害が起きたときに原因を調べる。

設計や構成を考える。

こうした仕事を想定して入社したにもかかわらず、実際には監視や手順書に沿った対応が中心だった。

この場合、「インフラエンジニアになったことを後悔した」と感じることがあります。

しかし、

「インフラエンジニアという職種を選んだこと」

と、

「想定していた仕事内容と実際の仕事内容が違ったこと」

は分けて考える必要があります。

同じインフラエンジニアでも、会社や現場によって任される仕事は異なるからです。

後悔につながるのは、想定と実際の仕事のズレ

仕事内容のズレは、単に仕事が楽しいかどうかという話ではありません。

入社前に想定していた経験と、実際に積んでいる経験が一致しているかを確認する必要があります。

たとえば、

「運用経験を積みながら、徐々に障害対応まで担当する」

と考えていたのに、何年経っても監視と手順対応だけだった。

「構築案件にも参加できる」

と説明されていたのに、実際には構築を担当する機会がない。

このような状態が続けば、「思っていた仕事と違った」と感じることがあります。

ここで重要なのは、どの工程が優れているかではありません。

自分が想定していた仕事と、実際に任されている仕事が一致しているか。

まずは、この差を確認します。

「やめとけ」と言われても、言葉だけでは自分の状況は判断できない

「インフラエンジニアはやめとけ」と言われることがあります。

ただ、その言葉だけでは、自分が後悔するかどうかまでは分かりません。

同じインフラエンジニアでも、監視や定型対応を中心に担当する人もいれば、設定変更や障害調査まで担当する人もいます。

さらに、構築や更改など、担当範囲が変化する場合もあります。

だからこそ、「やめとけ」という言葉をそのまま自分の状況に当てはめるのではなく、

自分が想定していた仕事内容と、実際に任されている仕事内容に差があるのか

を確認します。

この記事では、その差を確認するところまでを扱います。

今の環境を続けるのか、変えるのかという判断は、別の問題です。

後悔につながりやすいのは、任される仕事が変わらない状態

監視・手順対応だけが続くケース

最初に監視や定型対応を担当すること自体が、後悔につながるわけではありません。

見るべきなのは、その仕事から次に任される仕事があるのかです。

たとえば、

  • アラートを確認する
  • 手順書に沿って対応する
  • 決められた項目を確認する
  • 一次対応を行う

といった仕事を担当している場合でも、その後に担当範囲が広がることがあります。

一方で、何年経っても仕事内容が変わらず、次に任される仕事も見えていないのであれば、

「このまま続けて、想定していた仕事に近づくのか」

という疑問が生まれます。

問題は監視や手順対応という仕事そのものではありません。

任される仕事が変化しているかどうかです。

設定変更や障害調査まで広がるケース

現在の仕事が運用中心でも、任される範囲が変化している場合があります。

たとえば、

監視・定型対応から始まり、設定変更、障害の切り分け、原因調査へと担当範囲が広がっていくケースです。

この場合、現在の仕事内容を「運用」と分類できたとしても、実際に任される仕事は変化しています。

そのため、

「今は運用だから後悔する」

とは判断できません。

確認するべきなのは、

以前と比べて、自分が任される仕事に変化があるか

という点です。

構築・更改などへ担当範囲が変化するケース

構築や更改に関わるようになる場合もあります。

たとえば、既存環境の運用から設定変更、構築作業の一部、更改案件への参加へと担当範囲が変わるケースです。

ここでも、構築や更改を担当すること自体を正解と考える必要はありません。

重要なのは、

自分が想定していた仕事内容に近づいているのか。

そして、

任される範囲が変化しているのか。

ということです。

「このまま続けて後悔しないか」は、今後の仕事の変化を見る

現在の仕事内容を確認する

まず、自分が現在何を任されているのかを具体的にします。

「インフラエンジニアとして働いている」だけでは、仕事内容は分かりません。

たとえば、

  • 監視
  • 手順対応
  • 一次切り分け
  • 障害調査
  • 設定変更
  • 構築作業
  • 更改作業
  • 顧客との調整

など、自分が実際に担当している仕事を書き出します。

項目の多さではなく、どこまでの仕事を任されているのかを確認することが目的です。

次に任される予定の仕事を確認する

次に見るのは、これから任される仕事です。

現在の仕事内容だけを見て、「この会社ではずっと同じ仕事になる」と決める必要はありません。

上司や現場に、

「次はどのような仕事を担当する予定なのか」

「担当範囲を広げる機会があるのか」

を確認します。

ここでは「やりたい仕事」と「任される予定の仕事」を分けて考えます。

「構築をやりたい」と思っていても、実際に構築を任される予定がなければ、想定と現実には差があります。

過去に仕事内容がどう変化したかを見る

今後の予定だけでなく、これまでの変化も確認します。

入社時と現在を比べて、

  • 担当する業務が増えたか
  • 障害対応の範囲が広がったか
  • 設定変更を任されるようになったか
  • 新しい案件へ参加するようになったか
  • 自分で判断する範囲が増えたか

を見ます。

「半年後には変わる」と言われている場合でも、過去半年や1年で実際に仕事内容が変わってきたのかを確認すると、今後を考える材料になります。

過去にも仕事内容が変化していて、これからも具体的な予定がある。

逆に、何年経っても同じ仕事で、今後についても具体的な予定がない。

この違いを確認することが重要です。

「やめとけ」と言われたときに確認したいこと

「インフラエンジニアはやめとけ」という言葉を見たときは、その言葉をそのまま自分に当てはめるのではなく、現在の仕事内容を確認します。

まず、入社前や転職前に想定していた仕事内容と、現在の仕事内容に差があるかを確認します。

差があるなら、その差が一時的なものなのか、今後も続くものなのかを考えます。

次に、次に任される仕事が具体的に決まっているかを確認します。

「いつか構築を経験できる」といった話だけなのか、実際に担当する案件や仕事が決まっているのかでは意味が異なります。

さらに、過去と比べて任される範囲が変化しているかも確認します。

ここまで確認したうえで、

「想定していた仕事と実際の仕事の差が、この先も残り続けるのか」

を考えます。

この記事で判断するのは、転職するか辞めるかではありません。

自分が後悔している原因が、職種そのものなのか、それとも仕事内容のズレなのかを切り分けることです。

後悔する前に、まず現在地を確認する

ここまで確認しても、自分がどこまで仕事を任されているのか整理しにくい場合があります。

その場合は、転職や退職を先に決める必要はありません。

まず、自分の現在地を整理します。

監視・定型対応なのか。

運用まで担当しているのか。

障害調査まで任されているのか。

構築まで関わっているのか。

設計や構成判断まで担当しているのか。

現在の仕事内容を整理できれば、想定していた仕事との違いも確認しやすくなります。

自分が今どこまで任されているのか整理したい場合は、インフラエンジニア現在地診断|今の仕事内容からキャリアの現在地を確認するで確認できます。

まとめ|後悔するかは、職種ではなく仕事内容とのズレを見る

インフラエンジニアになったことだけで、後悔するかどうかが決まるわけではありません。

確認するべきなのは、

自分が想定していた仕事と、実際に任されている仕事にどの程度の差があるのか

です。

そして現在の差だけではなく、

その差が今後縮まる可能性があるのか

まで確認します。

最初は監視や定型対応から始まっていても、任される仕事が変化しているなら、現在の仕事内容だけで判断することはできません。

反対に、何年経っても想定していた仕事に近づかず、任される範囲も変わらないのであれば、その状態を確認する必要があります。

「インフラエンジニアはやめとけ」という言葉を見る前に、

自分は何を想定していたのか。

実際には何を任されているのか。

これから何を任されるのか。

この3つを分けて考える。

それが、インフラエンジニアになったことを後悔する理由を、自分の仕事内容から確認するための出発点になります。