「未経験からインフラエンジニアになるとブラックなのでは?」
そう考えて、夜勤や監視業務、手順書対応について調べている人もいるでしょう。
ただし、未経験インフラエンジニアだからブラックになるわけではありません。
夜勤がある、監視を担当する、手順書に沿って対応する。
これらの条件だけで、働く環境を一括して判断することはできません。
重要なのは、「ブラック」という言葉をそのまま判断基準にしないことです。
自分が問題だと感じているのは、勤務条件なのか、仕事内容なのか、同じ仕事が続くことなのか、それとも求人で説明された内容との違いなのか。
問題を分ければ、確認するべき条件も変わります。
結論|未経験だからブラックになるわけではない
未経験インフラエンジニアだからブラックになるわけではありません。
インフラエンジニアの仕事には、夜勤、シフト勤務、監視、手順書に沿った対応、定型的な業務などがあります。
これらが存在することだけで、ブラックとは判断できません。
同じ「監視」という仕事でも、勤務時間や休日、残業の状況などの働き方は異なります。
仕事内容についても、どこまで任されるのかは会社や現場によって異なります。
だから、「未経験」「夜勤」「監視」といった一つの条件だけで判断するのではなく、自分が何を問題だと感じているのかを分けて確認する必要があります。
未経験でも任される仕事は現場によって違う
未経験からインフラエンジニアになった場合でも、最初に任される仕事は一律ではありません。
監視や手順書に沿った対応から始まる場合もあれば、別の業務を担当する場合もあります。
そのため、「未経験だからこの仕事になる」と一つに決めて考えることはできません。
実際にどのような仕事を担当するのかを確認する必要があります。
夜勤や監視があるだけでは判断できない
夜勤があることや、監視業務を担当することだけで、働く環境を判断することはできません。
確認するべきなのは、夜勤の有無だけではなく、勤務時間、シフト、残業、休日などを含めた勤務条件です。
仕事内容についても、監視という名称だけではなく、どのような対応を担当するのかを確認します。
「ブラック」という言葉を分解して見る
「ブラック」という言葉だけでは、何が問題なのかが分かりません。
夜勤が問題なのか、長時間労働が問題なのか、仕事内容が固定されることが問題なのか、求人で説明された内容と実際の仕事が違うことが問題なのかによって、確認する対象は変わります。
そのため、まず「ブラック」という評価を具体的な条件に分けて考えます。
なぜ未経験インフラエンジニアは「ブラック」と言われるのか
未経験インフラエンジニアが「ブラック」と言われる背景には、いくつかの条件があります。
ただし、ここで挙げる条件そのものをブラックの原因と決めるわけではありません。
夜勤・シフト勤務がある
インフラエンジニアの仕事では、システムを継続して運用するために夜勤やシフト勤務が組まれる場合があります。
そのため、日中だけ働く仕事を想定している人からすると、実際の勤務条件との違いが問題になることがあります。
重要なのは、夜勤があるという事実だけではなく、勤務時間や頻度、休日などの条件まで確認することです。
監視・手順書対応から始まる
未経験者が監視や手順書に沿った対応を担当する場合があります。
初めて実務に入る段階では、決められた手順に沿って対応する仕事が含まれることがあります。
これを「監視だからブラック」と判断するのではなく、実際にどのような仕事内容なのかを確認する必要があります。
仕事内容が固定される場合がある
同じ仕事内容を長期間担当する場合もあります。
監視や定型的な対応など、担当する範囲が変わらない状態が続けば、「同じ仕事が続いている」と感じることがあります。
同じ仕事内容が長期間続くことが問題なら、その点を別の問題として確認します。
求人で仕事内容が分かりにくいことがある
求人には「インフラエンジニア」「未経験歓迎」などと書かれていても、実際に最初に担当する仕事内容まで具体的に分からない場合があります。
そのため、求人の言葉だけで実際の仕事を判断するのではなく、仕事内容や勤務条件を具体的に確認することが必要です。
夜勤・監視があるだけではブラックとは判断できない
夜勤や監視という言葉だけを見ると、「ブラックなのではないか」と考えることがあります。
しかし、それだけで働く環境を判断することはできません。
夜勤があることと労働環境の良し悪しは同じではない
夜勤があるかどうかは勤務条件の一つです。
確認するべきなのは、夜勤の有無だけではありません。
夜勤の頻度、勤務時間、シフトの組み方、残業、休日など、具体的な勤務条件を確認する必要があります。
夜勤があるという一つの条件だけを取り出して、働く環境全体を判断することはできません。
監視・運用はインフラの仕事として存在する
監視や運用は、インフラエンジニアの仕事として存在します。
監視ではシステムの状態を確認したり、異常が発生した場合に決められた手順に沿って対応したりします。
そのため、監視業務を担当すること自体をブラックと判断するのではなく、実際に何を担当するのかを確認することが重要です。
問題は「その条件を自分が受け入れられるか」
重要なのは、夜勤や監視という言葉だけで判断せず、具体的な勤務条件や仕事内容を確認したうえで、自分が避けたい条件に当たるかを判断することです。
例えば、夜勤がある場合でも、夜勤の頻度、勤務時間、シフト、残業、休日などを確認できます。
仕事内容についても、監視という名称だけではなく、実際にどのような業務を担当するのかを確認します。
「ブラックかどうか」を先に決めるのではなく、判断に必要な条件を具体化します。
「ブラック」と感じる問題を4つに分ける
「ブラック」という一つの言葉で考えると、何を確認すればよいのか分かりにくくなります。
そこで、問題を4つに分けます。
① 勤務条件の問題
まずは働き方そのものを確認します。
確認する対象は、例えば以下です。
- 夜勤の有無
- シフト勤務の有無
- 勤務時間
- 残業
- 休日
- 呼び出しの有無
夜勤があることだけを見るのではなく、勤務条件全体を確認します。
② 仕事内容の問題
次に、実際に任される仕事内容を確認します。
例えば、
- 監視中心なのか
- 手順書対応中心なのか
- 一次対応だけなのか
- 判断を伴う仕事があるのか
などです。
同じ「インフラエンジニア」という職種でも、実際の仕事内容には違いがあります。
③ 経験が固定される問題
同じ仕事内容が長期間続くことを問題に感じる場合があります。
ここでは「成長できるか」という大きなテーマに広げるのではなく、
同じ仕事内容が長期間続く可能性があるか
を確認します。
何が固定されているのかを具体的に見ます。
④ 求人説明と実態のズレ
求人に書かれている仕事内容と、実際の仕事が一致しているかも確認します。
例えば、
- 求人に書かれている仕事内容
- 面接で説明された仕事内容
- 実際の配属先で担当する仕事内容
- 実際の勤務条件
などです。
「聞いていた仕事内容と違う」と感じる場合は、仕事内容そのものとは別に、説明と実態のズレとして確認します。
入社前に確認したいのは「ブラックか」ではなく具体的な条件
入社前に確認するべきなのは、「この会社はブラックですか」という一つの評価ではありません。
自分が問題だと感じる可能性のある条件を、具体的に確認します。
夜勤・シフトの有無
夜勤があるのか、シフト勤務なのかを確認します。
夜勤がある場合は、単に「夜勤あり」と見るだけではなく、どの程度の頻度なのか、勤務時間はどうなるのかも確認します。
残業・休日・勤務時間
勤務時間だけでなく、残業や休日についても確認します。
求人に書かれている内容だけで分からない場合は、実際の勤務条件を確認します。
最初に任される仕事内容
未経験で入社した場合、最初にどのような業務を担当するのかを確認します。
「インフラエンジニア」という職種名だけでは、具体的な仕事内容までは分からないことがあります。
監視なのか、手順書に沿った対応なのか、どのような範囲を担当するのかなど、実際の業務を確認します。
配属先で変わる条件
同じ会社でも、配属先によって仕事内容や勤務条件が変わる場合があります。
そのため、会社名だけではなく、自分が配属された場合の仕事内容や勤務条件まで確認します。
会社による違いまで確認したい場合は、未経験からインフラエンジニアになるとどんな会社に入る?監視・運用中心の現場の特徴と影響も確認します。
実際にどのような配属先になるのかを確認したい場合は、未経験インフラエンジニアは最初にどんな現場に配属される?監視・運用現場の実態と特徴も確認します。
仕事内容が変わる可能性
同じ仕事内容が長期間続く可能性があるかも確認します。
ここで確認するのは、構築や設計へ進めるかというキャリアの優劣ではありません。
自分が避けたい「同じ仕事内容が長期間続く可能性」があるかどうかです。
現在の仕事内容がどのように変わる可能性があるのか、具体的に確認します。
求人説明と実際の仕事の確認方法
求人に書かれている内容だけで判断できない場合は、面接などで具体的に確認します。
「ブラックですか」と聞くのではなく、自分が確認したい条件を質問に変えます。
例えば、
- 「夜勤はありますか」
- 「シフト勤務ですか」
- 「残業時間はどの程度ですか」
- 「最初はどのような業務を担当しますか」
- 「配属先によって勤務条件は変わりますか」
- 「求人票に書かれている仕事内容と実際の業務に違いはありますか」
などです。
判断したい条件を具体的にすれば、回答も具体的になります。
「未経験歓迎」だけではブラックか判断できない
「未経験歓迎」と書かれているだけで、働き方や仕事内容まで判断することはできません。
未経験歓迎は仕事内容を保証する言葉ではない
「未経験歓迎」は、未経験者を応募対象としていることを示す言葉です。
しかし、それによって勤務条件や仕事内容まで決まるわけではありません。
夜勤があるのか、残業はどの程度なのか、最初に何を担当するのか、配属先によって条件が変わるのかなどは、別に確認する必要があります。
仕事内容・勤務条件まで確認する
「未経験歓迎」という言葉だけで安心するのではなく、仕事内容と勤務条件を具体的に確認します。
特に、
- 夜勤・シフトの有無
- 勤務時間
- 残業
- 休日
- 最初に担当する仕事内容
- 配属による条件の違い
など、自分が避けたい条件に関係する項目を確認します。
求人票に書かれている仕事内容を具体的に確認したい場合は、未経験可求人と経験者募集は何が違う?最初に任される仕事と役割の中身も見ておく必要があります。
分からない条件は面接で確認する
「未経験歓迎」という言葉だけでは分からない条件が残ることがあります。
未経験歓迎だから安心、未経験歓迎だから危険、と一括りにするのではなく、仕事内容や勤務条件まで確認します。
分からない条件が残っているなら、その条件を確認してから判断します。
質問する内容を具体的にすれば、入社前に確認できる情報も増やせます。
今の仕事がブラックなのか迷ったら、問題を分けて考える
すでにインフラエンジニアとして働いていて、「今の仕事はブラックなのではないか」と迷っている場合も、まず問題を分けて考えます。
働き方がつらいのか
夜勤、シフト、残業、休日、勤務時間など、働き方そのものに問題があるのかを確認します。
「ブラック」という言葉でまとめるのではなく、どの勤務条件が問題なのかを具体化します。
仕事内容が合わないのか
仕事内容そのものに問題を感じている場合は、実際に何を担当しているのかを確認します。
監視なのか、手順書対応なのか、一次対応なのかなど、仕事内容を具体的に分けて考えます。
経験が固定されているのか
同じ仕事内容が続いていることを問題に感じている場合は、まず「何が固定されているのか」を確認します。
同じ業務が続く理由や、経験が固定されている状態についてさらに整理したい場合は、インフラエンジニアは成長できない?SES・運用で同じ業務が続く理由と抜け出し方も確認します。
ここでも、「成長できないから転職する」とすぐに結論づけるのではなく、現在どのような仕事が固定されているのかを確認します。
入社時の説明と違うのか
入社前に説明されていた仕事内容や勤務条件と、実際の仕事が違っている場合もあります。
その場合は、仕事内容そのものだけではなく、「説明と実態のズレ」という問題として切り分けます。
まとめ|「ブラックか」ではなく、自分が避けたい条件を確認する
未経験インフラエンジニアだからブラックになるわけではありません。
夜勤、シフト勤務、監視、手順書対応などがあることだけで、働く環境を判断することもできません。
重要なのは、「ブラック」という言葉をそのまま判断基準にしないことです。
働き方の問題なのか、仕事内容の問題なのか、経験が固定されている問題なのか、求人で説明された内容と実際の仕事とのズレなのかを分けて確認します。
そのうえで、
自分が避けたい条件は何なのかを明確にし、その条件を入社前に確認できているかを見る。
これが、未経験からインフラエンジニアになるときにも、すでに働いているときにも必要な判断です。
