インフラエンジニアは勝ち組?年収は仕事内容で決まる【運用・構築・設計の違い】

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「インフラエンジニアは勝ち組」

と言われることがありますが、

実際は職種名だけでは決まりません。

同じインフラエンジニアでも、

運用・構築・設計のどこを担当しているかで、

年収や将来の選択肢は大きく変わります。

勝ち組かどうかを分けるのは年収ではありません。

今任されている仕事内容が、次の仕事につながる経験になっているかです。

重要なのは、
今どの工程にいるかではなく、

次の仕事を任される状態になっているかです。

仕事内容ごとの違いや評価される理由を整理しながら、
自分の経験が将来につながっているか確認していきましょう。

目次

結論|勝ち組かどうかは年収ではなく仕事内容で決まる

同じインフラエンジニアでも、
今任されている仕事内容によって、
市場での評価や将来の選択肢は変わります。

Workoutismでは、このような仕事内容や責任範囲の違いを、
独自のキャリア評価モデル「IRM(Infrastructure Responsibility Model)」で整理しています。

この記事では、IRMの考え方をもとに、
勝ち組と言われる人の共通点や、評価が分かれる理由を解説します。

インフラエンジニアが勝ち組と言われる理由としては、

比較的年収が高い求人がある
未経験から目指しやすい
社会インフラを支える仕事で需要が続いている

といった点が挙げられます。

ただし、
全てのインフラエンジニアが同じ働き方をしているわけではありません。

また、
運用から始まること自体が悪いわけではありません。
問題は、その後に任される仕事が広がるかどうかです。

実際には、

運用から構築へ。

構築から設計へ。

このように少しずつ任される仕事を広げている人も少なくありません。

未経験だと、最初にどんな仕事を任されるかで、その後の働き方が変わります。

この記事でわかること
  • インフラエンジニアが勝ち組と言われる理由
  • 年収より仕事内容が重要な理由
  • 市場で評価される仕事内容の違い

今の悩みに近い内容を確認する

勝ち組かどうかは仕事内容の積み重ねで決まる

仕事内容は、
将来の選択肢まで次のようにつながっています。

今の仕事内容

身につく経験

任される仕事

市場評価

将来の選択肢

IRMでは、
このように仕事内容→経験→市場評価→将来の選択肢という流れでキャリアを整理しています。

仕事内容ごとの違いを整理すると、
以下のイメージです。

年収だけを見ると、
「設計=勝ち組」と思うかもしれません。

しかし、
この記事で見てほしいのは年収ではなく、
仕事内容がどう広がるかです。

スクロールできます
工程仕事内容身につきやすい経験働き方の特徴年収目安
運用監視アラート確認

一次切り分け

手順書対応

障害一次対応

定常オペレーション
障害一次対応
手順対応

エスカレーション
夜勤・シフト勤務がある現場もある
突発対応が入りやすい
250〜400万円
構築サーバ設定

ネットワーク設定

検証

更改

構築作業
設定変更

検証経験

構築作業経験
納期に合わせた作業が発生しやすい

正確な変更作業が求められる
450〜550万円
設計要件整理

構成検討

基本設計

詳細設計

調整
構成設計
意思決定

上流調整
意思決定や関係者調整が増える

責任範囲が広くなる
600万円〜

この表で見てほしいのは年収ではありません。

任される仕事が広がることで、
どんな経験が積めるのか。

その経験によって、
将来任される仕事や選択肢がどう変わるのかです。

※ 年収レンジは求人傾向や民間転職サービスの公開情報をもとにした目安です。
実際の年収は企業規模・地域・経験・担当業務によって異なります。
ITエンジニア全体の平均年収はdoda公開データを参考にしています。

参考:ITエンジニア平均年収 約460万円(doda)

ただし、

平均年収だけで勝ち組かどうかは判断できません。

同じインフラエンジニアでも、
担当している仕事内容によって、
将来の選択肢には差が出るためです。

需要があっても評価は仕事内容で変わる

経済産業省の「IT人材需給に関する調査報告書」では、

2030年時点でもIT人材不足が続くとされています。

また、IPAの「DX動向調査でも、

IT人材の確保は継続的な課題として挙げられています。

このように、インフラを含むIT人材の需要は今後も続くと考えられています。

一方で、需要がある職種だからといって、

全員が同じように評価されるわけではありません。

実際に評価されるのは、
どのような仕事内容を経験し
次の仕事を任される状態になっているかです。

つまり、「勝ち組かどうか」を判断するなら、
業界全体の需要よりも、自分が積み重ねている仕事内容を確認することが重要です。

市場価値は、需要があるだけでは上がりません。

どのような状態になると市場価値が高まるのかについては、
こちらで詳しく解説しています。

インフラエンジニアはいつ市場価値がつく?構築・設計を任される状態と評価のポイント

需要があると言われる理由や、求められる人の特徴については、
こちらで詳しく解説しています。

インフラエンジニアは需要ない?求められる人は限られているのか

AIや自動化によって仕事内容がどう変わるのか気になる場合は、
こちらも参考にしてください。

インフラエンジニアは将来なくなる?自動化される運用と変わる役割

勝ち組と言われる人に共通すること

勝ち組と言われる人も、
最初から構築や設計を担当していたわけではありません。

任される仕事が少しずつ広がった結果として、
市場で評価される経験を積んでいます。

仕事内容が広がるほど、
次に任される仕事も広がっていきます。

その積み重ねが、
年収や市場での評価につながっています。

共通しているのは、次のような状態です。

  • より上の工程を担当する機会が増えている
  • 判断を任される場面が増えている
  • 次の転職先でも評価される経験が増えている
  • 設定変更・構築・設計へ経験がつながっている

といった状態です。

逆に、
年収だけが高くても、
仕事内容が数年間変わっていない場合は、
将来の選択肢が広がっているとは言えません。

そのため、

最初にどの工程を担当しているかより、
その後にどんな役割を担当するようになったかを見るほうが重要です。

重要なのは、一段上の仕事を少しずつ任されるようになることです。

担当工程よりも、
昨日まで任されていなかった仕事を、
今日任されるようになっているか。

その積み重ねが、
将来任される仕事につながる経験になります。

実際に評価されやすいのは、
年収の高さではなく、
次の仕事につながる経験を持っていることです。

つまり、

インフラエンジニアの勝ち組とは、

年収が高い人ではなく、
任される仕事が広がり続けている人です。

監視対応を担当していても、
障害調査まで担当するようになる。

設定変更にも携わるようになる。

構築作業に関わるようになる。

こうして任される仕事が広がっていきます。

逆に、

何年経っても仕事内容が変わらない状態だと、

年収だけでなく、
今後選べる仕事も増えにくくなります。

評価の差が出るのは、
どの工程にいるかより、
どんな仕事を任されているかです。

つまり、

勝ち組かどうかは、

現在の年収よりも、

将来どんな仕事を任される状態なのかで決まります。

仕事内容と年収の関係について詳しく知りたい方は、
こちらも参考にしてください。

インフラエンジニアの年収はどれくらい?仕事内容ごとの違いを解説

評価に差が出やすい理由

構築や設計では、
自分で判断する場面が増えるため、
評価されやすい傾向があります。

例えば、

設定内容を検討する

障害原因を特定する

構成を決める

関係者と調整する

といった役割です。

そのため、

単純に工程名ではなく、
どこまで判断を任されているかによっても評価は変わります。

評価の違いは、
次のような流れで生まれます。

評価に差が出る流れ

仕事内容

経験

市場評価

年収

つまり、

年収は結果です。

評価を変えるのは、
今任されている仕事内容になります。

年収だけを見ると、
結果だけを見ていることになります。

その結果を変えられるのは、

今任されている仕事内容と、
そこで得られる経験です。

評価に差が出るのは、
年収や工程名だけが理由ではありません。

今任されている仕事内容が、
次の仕事につながる経験になっているかどうかです。

そのため、
今の仕事内容が将来につながる状態なのかを確認することが重要です。

その確認が、
将来の選択肢を広げる第一歩になります。

次に進める選択肢を確認する

今任されている仕事内容を整理すると、
次に目指すべき役割も見えてきます。

設定変更なのか、
構築なのか、
設計なのか。

次の役割が見えているかどうかで、
選べる仕事は変わります。

自分の経験が
将来につながる状態なのか判断したいなら、

今の働き方で後悔しないか確認したい

インフラエンジニアは後悔する?“やめとけ”になるかは任される仕事で決まる

評価が低く見られる理由を確認したい

インフラエンジニアは底辺?評価が低く見られる状態と共通点

ここまで読んで、

今担当している仕事が、
将来につながる経験になっているか、
整理できたでしょうか。

勝ち組かどうかは、
今の年収ではなく、
任される仕事が広がり続けているかで決まります。

そのためには、
まず今の仕事内容を整理することが大切です。

IRMで、
まずは現在地を整理してみましょう。

まずは現在地を整理する

今どの段階の仕事を任されているのか、
仕事内容を整理してみましょう。

インフラエンジニア現在地診断|今の仕事内容からキャリアの現在地を確認する

現在地が整理できたら、
仕事内容を職務経歴書として整理してみましょう。

インフラエンジニア職務経歴書で見られるのは何?採用担当が確認しているポイント

経験を活かせる環境を探したい場合は、
仕事内容に合った求人も確認してみてください。

インフラエンジニア転職エージェントはどこがいい?経験別の選び方

今の仕事内容を整理し、
次に任される仕事を一つずつ増やしていくことが、
将来の選択肢を広げる第一歩になります。

ばんて
現役ITインフラエンジニア・管理職、採用面接・メンバー育成にも従事
未経験からITインフラ業界へ入り、

サーバー・ネットワーク・クラウドの
運用・構築・設計を経験してきました。

現在は管理職として、
チーム運営や採用面接、
メンバー育成にも携わっています。

現場で経験してきた仕事内容や、
採用面接で見てきた評価基準をもとに、

経験年数ではなく、

「今任されている仕事内容」を基準に、
キャリアを判断しやすい情報を発信しています。
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