「インフラエンジニアの仕事はなくなる」
そんな話を聞いて、
不安になる人は少なくありません。
AIや自動化が進む中で、
「今の仕事を続けていて大丈夫なのか」
と感じる人もいるでしょう。
ただ、
実際になくなりやすいのは職種ではなく、
仕事内容です。
この記事では、
自動化されやすい仕事と、
将来も求められやすい仕事の違いを整理します。
結論|将来性を左右するのは仕事内容
インフラエンジニアという仕事が、
すべてなくなるわけではありません。
将来性を左右するのは、
どのような仕事を任されているかです。
監視や定型運用だけを担当している状態と、
構築や設定変更、
障害時の判断、
改善まで担当している状態では、
将来の選択肢は大きく変わります。
Workoutismでは、このような仕事内容の違いを、
独自のキャリア評価モデル「IRM(Infrastructure Responsibility Model)」で整理しています。
この記事では、IRMの考え方をもとに、
自動化されやすい仕事内容と、将来も評価される役割の違いを解説します。
- インフラエンジニアが将来なくなると言われる理由
- 自動化されやすい仕事・されにくい仕事
- 将来性を左右する仕事内容
今の悩みに近い内容を確認する
将来性について考える前に、
今感じている悩みに近い内容から確認したい方は、
こちらをご覧ください。
- 運用に固定されている場合
→ インフラエンジニアは運用から次に進める?構築に移行できる条件と止まる理由
- 構築に進めない場合
→ インフラエンジニアの設計とは?仕事内容と設計に進む人・進まない人の違い
- 年収が上がらない場合
→ インフラエンジニアの年収はどれくらい?任されている仕事で決まる年収
- やめるべきか迷っている場合
→ インフラエンジニアは転職すべき?今の仕事に成長がないと感じるとき
インフラエンジニアの将来性を分けるのは仕事内容
「自動化されたら仕事がなくなるのでは」
そう感じる人は少なくありません。
実際には、
「インフラエンジニアがなくなるのか」
よりも、
今任されている仕事が、
将来も必要とされる役割なのか。
そのほうが重要です。
未経験で運用や監視から始まること自体は珍しくありません。
実際に、
監視や定型運用からスタートする現場は少なくありません。
問題なのはスタート地点ではなく、
数年後に、
障害調査を任されるようになっているのか。
設定変更に関われるようになっているのか。
構築や改善に関わる機会が増えているのか。
です。
役割が変わらないままだと、
自動化の影響を受けやすくなります。
自動化されやすい仕事
実際に自動化されやすいのは、
- 監視アラートの自動通知
- 定期的なログ確認
- 定型レポート作成
- 決められた手順で行う運用作業
などです。
自動化の影響を受けやすいのは、
- 監視アラートの確認とエスカレーションが中心
- 手順書どおりの定型作業が中心
- 変更作業の実施だけを担当している
- 障害時も判断ではなく連絡が中心
といった役割です。
同じ業務が長期間続いている場合はこちらも確認してみてください。
→ インフラエンジニアは成長できない?SES・運用で同じ業務が続く理由と抜け出し方
こうした業務は重要な仕事ですが、
判断を伴わない定型作業が中心の場合は、
ツールや自動化の対象になりやすい傾向があります。
自動化されにくい仕事
- 障害時の切り分けを担当している
- 構成や設定内容を考えている
- 変更内容の妥当性を判断している
- 運用改善や効率化を任されている
といった役割は、
自動化されにくい領域です。
実際に採用や面接でも、
「インフラ経験〇年」
より、
障害時に何を担当していたのか。
設定変更をどこまで任されていたのか。
改善や効率化に関わっていたのか。
を確認されることがあります。
将来性があるかどうかは、
職種名よりも、
どんな仕事を任されているかで判断されることが少なくありません。
つまり、
自動化されにくいのは、
手順どおりに作業する仕事ではなく、
状況を判断し改善する仕事です。
将来性がある状態がどのような仕事内容なのか知りたい方は、
こちらも参考にしてください。
仕事内容が市場でどのように評価されるのかも整理しておきましょう。
→ インフラエンジニアの市場価値はどう見る?どこまで任されているかで分かる評価
その仕事内容が将来どのような評価につながるのか知りたい方は、
こちらも参考にしてください。
→ インフラエンジニアは勝ち組?年収は仕事内容で決まる【運用・構築・設計の違い】
将来性を判断するときに確認したいポイント
だからこそ、
将来性を考えるときは
「クラウドをやっているか」より、
構築や設定変更に関われているか
障害時の切り分けや判断を任されているか
を見る方が重要です。
監視や定型作業から始まること自体は珍しくありません。
重要なのは、
数年後に仕事内容が広がっているかです。
構築や設定変更、
障害時の判断、
改善提案などを任されるようになれば、
将来の選択肢は広がります。
実際に評価されやすいのは、
経験年数よりも、
どんな仕事を任されているかです。
需要そのものがなくなるのか気になる方は、
こちらも確認してみてください。
→ インフラエンジニアは需要ない?求められる人は限られているのか
仕事内容によって、
今後どのようなキャリアを選べるのか整理したい方は、
→ インフラエンジニアのキャリアはどう変わる?運用・構築・設計のどこにいるか
まずは現在地を整理する
自動化されるかどうかを判断するときは、
職種名ではなく、
今どのような仕事を任されているのかを整理してみましょう。
監視や定型運用が中心なのか。
障害時の判断や切り分けを担当しているのか。
構築や設定変更、
改善まで任されているのか。
仕事内容によって、
将来の選択肢は変わります。
まずは現在の仕事内容を整理して、
今の立ち位置を確認してみましょう。
→ → インフラエンジニア現在地診断|年数ではなく「今任されている仕事」で分かる
現在地を整理できたら、
実際の求人も比較してみましょう。
どのような仕事内容を任されるのかを比較すると、
今後どのようなキャリアを築けるのか判断しやすくなります。
